東邦レマック株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:笠井庄治)は、環境省が推進するモデル事業に5社 (チヨダ物産株式会社、 TOSMAX株式会社、株式会社ダイマツ、山三商事株式会社、東邦レマック株式会社)合同で参画し、製品のカーボンフットプリント( 以下「CFP」 )の算定・表示ルールを策定しました。
本取り組みの一環で、2月27日(木)に賛同企業・団体の株式会社チヨダ、株式会社ジーフット、株式会社シューマート、株式会社ワシントン靴店、カワノ株式会社、トモエ商事株式会社、日本ケミカルシューズ工業組合、東京都靴卸協同組合に向け、CFP算定の方法や導入メリット、今後の展望についての報告会を共同開催いたしました。
環境省モデル事業への参画と CFP算定・表示 ルール導入の背景
東邦レマックは、環境省の「令和6年度製品・サービスのカーボンフットプリントに係るモデル事業」に靴業界の5社合同で参画しました。同事業は、企業や団体などがCFPの算定・削減目標・対策検討、消費者への CFPの表示の検討・実施、 CFPの算定・表示ルールの共通化に向けた取り組みを環境省が支援する事業です。
東邦レマックは、モデル事業参画企業(チヨダ物産、 TOSMAX、ダイマツ、山三商事 )の皆様とともに、靴業界としてのルール作りに取り組んで参りました。
カーボンフットプリント(CFP: Carbon Footprint of Products)とは?
カーボンフットプリント表示タグ
カーボンフットプリントとは、 Carbon Footprint of Products の頭文字で「CFP」と表され、商品の原材料調達から生産、流通・販売、使用、廃棄・リサイクルに至るまでの各段階で排出される温室効果ガスの量を CO2に換算したものです。
CFP算定・表示ルールのポイント
- ●ライフサイクル全体の温室効果ガス排出量を可視化
原材料調達から製造、輸送、使用、廃棄までの各段階を対象に算定。 - ●業界共通の基準を策定
透明性を確保し、公正な比較が可能な算定基準を導入。 - ●消費者・企業双方にメリット
環境配慮型製品の選択を容易にし、持続可能な消費行動を促進
業界向け報告会の 共同開催
本取り組みの成果を広く業界に共有するため、2月27日 (木)に業界関係者向けの報告会をモデル事業参画企業 5社で開催しました。
賛同企業・団体 (チヨダ、ジーフット、シューマート、ワシントン靴店、カワノ、トモエ商事、日本ケミカルシューズ工業組合、東京都靴卸協同組合)の皆様にご参加いただき、報告会では CFP算定・表示ルールの具体的な適用方法や事例を紹介しました。
今後の展望
CFPは製品のライフサイクル全体の温室効果ガス排出量を可視化するものであり、企業や消費者が環境負荷を考慮した選択をする上で重要な指標です。環境負荷低減が求められる今、東邦レマックはサステナブルな社会の実現に向けた取り組みを強化してまいります。
東邦レマックは、今回策定したCFP算定・表示 ルールを活用し、業界全体の環境負荷低減に向けた取り組みをさらに推進してまいります。今後も、持続可能な社会の実現に向けた新たな技術開発や環境対応施策を強化し、環境負荷低減に貢献してまいります。